Swan Styleの18 11月 2018

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#クレーム 本当の意味でのお客さま第一とは?

こんにちは。ブログ担当石山です。

街のクリスマスイルミネーションが綺麗ですね。

 

今日は、そんな街を散歩していて起こった出来事です。

 

ジュースを買おうと自動販売機にお金を入れました。

 

 

 

 

お金を入れ、商品のボタンを押しガチャガチャと音はしたものの

商品は出てきませんでした。

手を伸ばせば届くかと思いましたが、見つかりません。。

 

ジュースの値段は110円。

あなたならどうしますか?

 

私の頭の中には3つの選択肢が浮かびました。

1あきらめる

2もう1つ商品を買ってその力で押し出す

3業者へ連絡を入れる

 

1はもったいないし、2でさらに詰まらせてしまっては困ります。

そこで3を選択しました。

 

わずか110円のために「業者の人が来るのを待つのか・・」と

少し後悔しつつも電話をかけました。

 

 

 

 

すると・・なんと!

電話口ですぐに謝罪され、金額を郵送で返金するという話になりました。

あまりにもスピーディーな解決に拍子抜けしてしまいました。

 

私はまず商品が詰まったという「事実の確認」が必要だと思っていました。

嘘をついて電話をかけてくる人が全くいないといったら嘘になるでしょう。

だから「私が疑われることもなくその場で返金」という解決方法を先方が取るというのは

私の中では予想外の展開だったのです。

 

「電話で話しているみず知らずの私の話を信じてもらえた!」

それだけで私は何だか嬉しくなってしまったものです。

 

 

 

人は、自社商品や自分の対応について指摘されると

つい身構えて自己弁護をしてしまいがちです。

言い訳になってしまったり、くどくどと経過や理由を説明してしまったり。

 

しかし、指摘した方はそれを本当に望んでいるのでしょうか。

 

希望や要求と異なる対応をされると

受け止めてもらえなかったと感じて、態度を硬化させてしまいがちです。

そのため、解決に時間がかかったり問題が大きくなったりすることもあります。

 

人に何かしら注意をするのは勇気のいることです。

 

まずは事実として受け止め、お客様の信頼を得ましょう。

その後、冷静にお客様が何を望んでいるのかを

聞き出したり、考えたりしながら対応をした方が良いのではないでしょうか。

 

最近は、インターネットやSNSの発達で

良い対応も悪い対応も一気に広がるようになりました。

企業の良い対応は「神対応」と称されイメージアップにつながりますが、

一度広がった悪いイメージを払拭するのはなかなか大変です。

 

日頃、お客様対応をしている方の中には

お客様の話が明らかにおかしい、支離滅裂だということもあるでしょう。

その場合の対策も必要ですが、多くのお客様のご指摘は

私たちが気が付いていないことであり、課題解決に繋がることが多いのです。

 

お客様からのご指摘を上手に企業活動に活かし、企業のファンを増やしていきましょう。