Swan Styleのスキルアップコラム

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#アンガーマネジメント「先輩の怒りから学んだ、イライラをヒントに転換するコツ」

こんにちは。ブログ担当の石山です。

 

ビジネスでも、プライベートでも

毎日のようにささいな

怒りやイライラを感じます。

 

しかし、感情を爆発させて良いのは

小さな子どもくらいでしょう。

一人前の大人としては、

感情を上手にコントロールしたいものです。

 

特に怒りの感情には注意が必要です。

コントロールができないと何が起きるでしょうか。

先輩とペアで仕事をしていた時のことです。

 

ある取引先の営業の方は

打ち合わせの際、常にメモを取りませんでした。

 

さすが慣れた営業の方、

いちいちメモを取らなくても、

スケジュールや金額など

細かい情報も覚えられるのか、と

最初は感心していました。

 

しかし、仕事を進めていくと、

何度も同じことを確認されるように。

 

経験豊富な営業の方に

失礼にあたる気がして

「メモを取ってください」とは言えませんでした。

 

もしかしたら

聞きながらメモを取るという

2つの動作を同時に行うのが苦手かもしれない、

目の前でメモを取るのが失礼だという考えで

打ち合わせ後、こっそりメモを取っているのかも…

とも考えていました。

 

私たちとしては、仕事に支障が出ないよう、

打ち合わせ後、メールで話した内容をまとめていました。

 

しかし、営業の方の確認不足により

ついに私たちに損失が出る事態に。

 

営業の方が謝罪に訪れた会議室で、

ついに先輩の怒りが爆発しました。

 

「どうしてこうなったんですか!」

「なぜ確認しなかったんですか!!」

大声で怒る声が会議室に響きました。

 

同席していた私たちの上司が

「そんなに怒らず、対応を考えよう」と促しても

「先方の肩を持つんですか?!」と

さらにヒートアップ。

 

怒りを受けた営業の方は委縮してしまい、

思考停止状態に。

 

同席している私も一緒に怒られているような気分になり、

なんだか居心地の悪い時間を過ごしました。

 

確かに確認をしていれば防げたミスでした。

先輩は仕事に厳しい人だったので、

簡単なミスが許せなかったのでしょう。

 

しかし、起きてしまったものは

怒りを爆発させても

どれだけ相手を責めても

結果は変わりません。

 

この事例では、今後のミスを防ぐために

業務フローを企業間で見直すことが必要なこと。

 

短くても相手の心に刺さるように

怒りの感情を伝えることはできます。

 

怒りを感じたら、まず冷静になり

原因を把握し、

解決したい方向性を見つけてから

相手に伝えることが大事だ、と

先輩を反面教師にして学ぶことができました。

 

また、怒りに任せて行動してしまうと

感情の波に流されてしまう人と認識され

あなた自身の評判を落とすこともあります。

 

怒りやイライラは不満の証。

そこには業務改善や新商品・新サービスのヒントが

隠されています。

 

怒りを感じなくすることはできませんし、

する必要もありませんが、

よりよいビジネスのため、

あなたの評価を下げないためにも

コントロールする技術を学んでみませんか?