Swan Styleの11 7月 2020

ブログ

#組織開発3・4・6・7 ケーススタディ分析から学んだこと

こんにちは、工藤です。
今期前半の学びのテーマ
「組織開発 Organization Development」

講座提供元(バランスドグロースコンサルティング様)の
許可をいただき
内容の一部をシェアしていきます。

::::::::::::::::::::::::::::::

講座では実在する企業2社について
実際に行った組織開発を分析します。

DAY3,4ではイギリス「アズダ」
DAY6,7ではニューヨークに本社を置く
世界最大級のガラス製造メーカー「コーニング」
を取り上げました。

引き続き
組織開発初心者の私が学んだことを
ランダムに残します。

◆企業歴史を振り返ることの重要性

創業時からの企業ストーリーを振り返ることは
組織開発をする上でとても大切なようです。
それはアズダのケースではもちろんのこと
わたしがご相談を受けている企業様に当てはめても
とても腹落ちするものでした。

創業期の空気感は組織DNAのようなもの。
時が流れ人が入れ替わったとしても
細胞の中に潜んでいるエネルギーであり
実は猛烈な熱量を持っています。

企業原点や成長過程
おそらく過去にもあったであろうクライシスを
振り返ることで
そのDNAを思いだしてほしい。
それがたくさんのヒントや勇気に繋がる気がします。

同時に、過去の強烈な体験が
(例えば
創業者による猛烈なトップダウンマネジメントや
一大プロジェクトの大きな失敗など)
目に見えない足かせとなり
今に大きな影響を及ぼしている可能性もあるそうです。

アズダ、コーニングのケースでも
創業時または以前の開拓精神あふれるトップによって
創られた組織風土によって
社員はもとより
新しいトップまで縛られていることが
考察されました。

※このあたりはユング心理学をベースにした
プロセスワークならではの考え方だなと思います。

企業歴史のレビューは
組織の思考停止の原因を見つける鍵なのかもしれません。