Swan Styleのスキルアップコラム

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「いまどき」新入社員の力を引き出す接し方とは

コラム担当の齋藤です。

 

いわゆる「いまどき」の新入社員と接するとき、
どんなことを心がければ良いのでしょうか?

いまどき新入社員5つの特徴や、
オンラインでの接し方など、詳しくご紹介します。

 

1.いまどき社員5つの特徴とは

最近の新入社員は

  • 過度な受験戦争の反動による
    「1番」より「個性」を重視する学校教育
  • 個性を大切にする対等な親子関係
  • SNSツールの発達によるいじめの陰湿化
  • バブル崩壊後に生まれた為
    「努力すれば必ず良くなる」という実感が乏しい
  • 大震災など、生存欲求を揺さぶられる
    経験をしている

などの社会的背景から

 

  1. 自分なりの基準があり、そこそこで満足する
  2. 素直で従順な反面、
    言われた以上のことはやりたがらない
  3. 検索することが得意で、常に「正解」を求める
  4. マイナス評価されることを恐れるため、
    ネガティブなことをあまり表現せず、
    考えていることがわかりにくい
  5. 人の役に立ちたい、成長したい、という
    気持ちが強い

という傾向があります。

 

「いまどきの新入社員は・・・」と嘆く前に、
このような時代背景や一人一人の性質を理解し、
いかに社内で力を発揮できるように育てるか?
考えて接することが大切です。

 

2.いまどき社員との関わり方・2つのポイント

①具体的でこまかな目標設定、共有
いまどきの新入社員は、誰かの役に立ちたい、
言われたことは素直にやる、という傾向があるため、

  • この仕事が誰の役に立っているのか?
    顧客や提供している価値を具体的に言語化し、共有する
  • いつまでにここまでできるようになってほしい、という
    長期、中期、短期目標をこまめに確認する

 

この2つを意識することで
行動が促進されやすくなります。

 

正解を検索するのは得意なので、
目標が具体的であればあるほど、
自ら答えを求めて行動できるようになるでしょう。

 

②定期的に対話をする
言われたことは忠実にやろうとする
いまどき新入社員ですが、
当然ながらいきなり完璧にできるわけではありません。

しかし、失敗やマイナス評価されることを
恐れる傾向もあるため、
なかなか自分から相談できず、1人で悶々と悩み、
問題が表面化するまでに時間がかかってしまう
ということも。

特に入社してからずっと
在宅ワークをしている新入社員は、
同期などの横のネットワークが希薄だったり、
雑談などガス抜きできる場が激減している為、
不安をため込みやすくなっています。

 

「何かあったら相談してね」と
不定期でミーティングを行うのではなく、
毎週曜日と時間を決めて、特に用事がなくても
対話をする時間を作ることが大切です。

この時、単なる要件の伝達にならないよう、
予め伝達事項はスラックなどで共有しておき、
あくまでも対話のための時間になるように意識しましょう。

オンラインの場合はビデオをオンにし、
困っていることや悩んでいることを
気軽に相談できる雰囲気になっているか?
常に意識することも大切です。

 

オンラインでもオフラインでも、
相手をよく理解し、その理解度を確認しながら
対話を続けていくことは不可欠です。

新しいツールなども取り入れながら、
工夫を重ねていきましょう。