Swan Styleの25 5月 2022

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企業の認知度を上げるには

コラム担当の齋藤です。

これまで中小企業が認知度の面で
大企業に勝つのは難しいとされていました。

しかし現在、インターネットの普及によって、
中小企業でも高い認知度を得ることが
容易になっています。

中小企業が認知度向上を考えたとき、
インターネットは真っ先に利用したい
ツールのひとつです。
特に「SNS」や「ホームページ」の利用は
認知度向上に欠かせません。

そこで今回は、インターネットを利用して
認知度を上げるポイントと注意点を紹介します。

 

 

 

 

 

 

・SNSは自社に適したものを利用する

SNSは、企業の認知度向上に欠かせない存在です。

何らかの投稿が話題になれば、
SNSはもちろん、各メディアでも取り上げられます。

いわゆる「バズる」は、
SNSを運用する大きなメリットです。

しかし、自社のイメージや年齢層に適した
SNSを利用しなければ、
そもそも話題になることは難しいといえます。

まずは数あるSNSの中から
自社に適したサービスを見つけることが大切です。

自社の傾向はもちろん、
競合他社の動きも参考にしてください。

そして、SNSの利用で最も気をつけたいのは、
昨今話題の炎上です。

認知度向上に力を入れるあまり、
過激な内容で炎上する企業も多いです。
一度イメージを損なってしまえば、
信頼回復までに多くの時間を費やします。

SNSの運用に大切なのは、
きちんとルールを決めておくことです。

また、こうしたルールを徹底していても、
炎上の可能性があることを忘れないでください。

万が一の際も考えて、
炎上後のルールも決めておくと対処しやすいでしょう。

 

・ホームページはユーザー視点を意識する

ホームページはSNSに比べて、
直接認知度向上に貢献しません。

なぜなら、商品・サービス名、企業名などを
検索して表示されることが一般的だからです。

つまり、何らかの形で企業に関する名称を
ユーザーが知り、自ら検索する必要があります。

先ほど解説したSNSは、
こうした指名検索を促す役割を持っています。

SNSとホームページは、
認知度を上げる際に重要なツールですが、
それぞれ異なる役割を持っていることを
理解してください。

その上で、ホームページに大切なのは
「ユーザー視点」です。

ユーザーがホームページを訪れる際、
必ず何か知りたい情報を持っています。

例えば
「SNSで見た商品の価格が知りたい」
「話題になったサービスの内容が知りたい」
などです。

ホームページの役割は、
こうした情報をユーザーに届けることにあります。

一方、「企業視点」でホームページを作ってしまうと、
ユーザーにとって不満のある内容になりやすいです。

商品やサービスの裏話は素敵ですが、
最も知りたい情報というわけではありません。

それよりも、商品・サービスの名前や価格、詳細の方が
大切ではないでしょうか。

ユーザーは、価値ある情報を手にして初めて、
裏話といったストーリーに惹かれます。

SNSは商品やサービスといった
自社の魅力を届ける場

ホームページは商品やサービスの
正しい情報を届ける場

として機能するのが理想です。

どちらかを利用するというよりも、
双方を巧みに使うことで大きな効果を生み出せます。

互いの性質を理解した上で、
自社の認知度向上に努めていきましょう。