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気をつけたい!2020年コロナ禍での年末年始の挨拶言葉

2020年は、世界中の人々が
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた年でした。
外出自粛のために会いたい人に会えない時間が長く
寂しい思いをした方も多いのではないでしょうか。

年末年始のご挨拶は
本来日頃お世話になっている方々への感謝の気持ちと
新年も変わらないお付合いへの願いを込めて送るもの。
この時代だからこそ
人の心に寄り添う言葉を選んで届けたいですね。

 

 

◆忌み言葉に気をつけましょう

ご挨拶文を書くときに気をつけたいのが
忌み言葉です。
おめでたい場面で避けなければならない言葉で
「去る」「衰える」「絶える」「病む」
「倒れる」「終わる」
などがあります。

 

たとえば「去年」という言葉には
「去(る)」が含まれているため
「旧年」「昨年」と言い換えます。

自分でメッセージを手書きしたり
パソコン入力する場合には気をつけましょう。

また今年すっかり見慣れてしまった
「コロナ禍」という言葉。
「禍=わざわい」という意味なので
別の表現にすることをお勧めします。

 

◆年末年始の挨拶例文集

 

【相手を気遣う一言】

・自粛生活が続きますがお変わりありませんか?

・一日も早いコロナ収束を祈っています

・お互い身体に気を付けて、元気に一年を過ごしましょう

・また〇〇様にお会いできる日を楽しみにしております

 

【会えなかった間の近況報告】

・旧年より自宅勤務となりました
家族一緒に過ごす時間が多くなり絆が深まった気がします

・外出できなくなった分 趣味がゴルフから読書へと変わりました
読書家の〇〇さんのおすすめがあればぜひ教えてください

・ステイホームのおかげで料理のレパートリーが増えました
落ち着いたらぜひ食べに来てくださいね

 

【ビジネス向け】

旧年中は格別のご愛顧を賜り 厚く御礼申し上げます
本年もより一層のお引き立てのほど
何卒よろしくお願い申し上げます
新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束と
〇〇様のご活躍をお祈り申し上げます

 

旧年中は新型コロナウイルスの影響の中
皆様より沢山のご支援ご協力を賜り
有難く厚く御礼申し上げます
従業員力を合わせて信頼にお応えできるよう努めてまいりますので
本年もこれまで同様のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます

 

◆挨拶のタイミング(目安)

【社外の場合】
メール 年内最終日7~3日前到着
ハガキ 郵送期間を考え年内最終日7日前に投函

【社内の場合】
メール 年内最終日の朝到着
ハガキ 年内最終日3日前到着

が一般的です。
お客様の年内最終日を確認しておきましょう。

 

◆まとめ
今年も残り10日を切りました。
年末のご挨拶の準備、整っていますか?
この時代だからこそ
言葉の温もりを見直して
あなたらしい一言を
添えてみてはいかがでしょうか。