Swan Styleのスキルアップコラム

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ハラスメントが企業にもたらす「損失」とは

コラム担当の齋藤です。

近年、ニュースでよく耳にする
「ハラスメント」という言葉。

日本語では、
“嫌がらせ”“悩ませる”
いった意味があります。

企業におけるハラスメントの問題は、
決して他人事ではありません。

ハラスメントの中には、
裁判や損害賠償まで
発展したケースもあります。

そこで今回は、
ハラスメントが企業にもたらす
損失について考えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

1. ハラスメントの種類

日本では、ハラスメントを
「〇〇ハラ」という
略称で使うケースが多いです。

代表的なものでいえば、

セクハラ=セクシャル・ハラスメント
パワハラ=パワー・ハラスメント
モラハラ=モラル・ハラスメント
などがあります。

基本的にハラスメントは、
相手が不快に感じた時点で成立します。

実際には、
それぞれに定義があるものの、
「相手が不快に感じた」
という点が重要です。

本人がハラスメントではない
と思っていても、

気づかないうちに
当事者になる可能性を秘めています。

ビジネスを行う立場なら、
各ハラスメントの定義に
必ず目を通しておきましょう。

 

2.ハラスメントがもたらす損失は大きい

ハラスメントは、
当事者間だけの問題ではありません。

企業側の法的責任が
問われるケースも存在します。

特に「使用者責任」や
「不法行為責任」などが認められた場合、

損害賠償責任にまで
発展する可能性もあるのです。

また法的責任を回避したとしても、
社内への影響は避けられません。

職場環境の悪化によって、
社員の不調や士気の低下が続けば、
企業自体の存続が危うくなるでしょう。

経営者として、ハラスメントは
起こしてはいけない問題なのです。

 

3.ハラスメントへの萎縮も問題?

とはいえ、
ハラスメントを恐れすぎていては、
何もできないのも事実です。

ハラスメントへの過度な萎縮は、
新たな問題を生み出します。

例えば、
セクハラを恐れて、会話できない。
パワハラを恐れて、指摘できない。
モラハラを恐れて、催促できない。

こうした状態が長く続けば、
企業としての成長が止まってしまいます。

では、企業はどのように
ハラスメントと向き合えばいいのでしょうか?

 

4.ハラスメント対策を徹底する

ハラスメントは、
どの企業でも起こり得る問題のひとつです。

そのため、事前のハラスメント対策が
何よりも重要になります。

経営者の考えを周知したり、
ガイドラインを策定したり、
徹底的な対策を講じていくことが、
早期解決へとつながります。

また、ハラスメントについて
相談できる窓口も大切です。
内部の相談窓口はもちろん、
第三者機関の窓口も共有してください。

 

企業として真摯に向き合い、
ハラスメント防止に努めていきましょう。

フロントコンシェルジュ白鳥さんの独り言6~盆暮れに思う~

みなさん、こんにちは。
バーチャルレジデンスフロント白鳥(シラトリ)です。

 

 

 

 

 

 

 

この時期になると
フロントスタッフの頭をよぎることがあります。

『そろそろお歳暮が届く時期だな。。』

もちろん自分に、ではありません。
居住者様宛です。

 

高額レジデンスにお住まいの方は
盆暮のお届け物がとにかく多いのです!
お付き合いやら社内政治やら、いろいろあるのでしょうね。

すると不在時の預かりが一気に増えて
フロントバックが荷物で溢れるのもこのシーズンです。

 

 

 

 

 

 

さて、これを読んで
「宅配ボックスはないの?」
と思われる方もいらっしゃると思いますので
補足すると

不在時の宅配荷物は

・全てフロントで受け取り
居住者様に24時間いつでもお渡しできるようにする

・宅配ボックスにいれるが
その管理やお届けをフロントが行う

・居住者自身が宅配ボックスから取り出す

など様々なパターンがあります。

わたしの経験では、クラシックな高額レジデンスほど
前者のサービスが主流です。

 

<フロントが気をつけるべきこと>

色々あるのですが、一番は
お荷物を間違って渡さないようにすることです。

なぜならば、宅配荷物は個人情報の塊だから。
住所、名前、電話番号
誰から送られたのか、何が入っているのか
それらが全て伝票に記載されているので
間違って他の人に渡してしまうと
情報漏洩になりかねません。

それを防ぐためには
【確認作業の徹底】がマストなんです。

 

では何を確認するのか?というと

・フロントに立ち寄られた居住者様の部屋番号とお名前

・荷物のラベルの部屋番号とお名前

それを

・自分の目で見る(目視)

・口に出す(復唱)

・居住者様にも一緒に確認していただく(ダブルチェック)

 

そんなことを

素早く

にこやかな笑顔で

お急ぎの居住者様をイラッとさせることなく

こなすスタッフを見ると
レジデンスフロントのプロだなぁ、と思っちゃいます。

 

<まとめ>

接客上のイージーミスは誰でもあること。
それが、お客さまのプライベートに関わる事柄だと
大火事になってしまうことがあります。

だから私たちは

【確認】という地味な基本を日々繰り返しています。

基本の積み重ねが間違いを防ぎます。
その当たり前が積み重なって
お客さまからの信頼につながるんですよね。

これはフロントに限らず
どのような業種、業態でも
同じことが言えるのかもしれません。

あなたは、信頼を積み重ねていますか?