Swan Styleのスキルアップコラム

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2017年観光競争ランキング4位と現実の乖離

みなさま、こんにちは。
スワンスタイル工藤静華でございます。

新年度がはじまり、すでに半月が経ちました。
弊社も4月は新入社員研修シーズン。
桜の花びらが散ると共に、ようやく通常の落ち着きを取り戻してまいりました。

 

 

少し前の話になりますが
世界経済フォーラムによる
2017年の旅行・観光競争ランキングが発表されました。

日本は前回15年の9位から大きく順位をあげ、世界4位。
2007年の調査開始以来過去最高ランキングだそうです。

参考
1位 スペイン
2位 フランス
3位 ドイツ
4位 日本
5位 イギリス
6位 アメリカ

「客への待遇」という項目では前回に引き続き首位。
やはり日本の「おもてなし」への高評価が数字としても表れており
日本人として非常に嬉しく誇らしい思いがします。

しかしながらサービスの現場を日々見ているものとしては
まだまだ問題が山積み、と思うのも事実です。

特に人材不足。

たとえば客として訪れたレストラン、カフェ、ホテルといった場所で
「オペレーションが回っていないな」と感じることがあります。

提供が遅く、待ちくたびれたような表情のお客さま
サービススタッフを目で探しているお客さま
などいらっしゃると「クレームにならなければいいけど・・・」と
ひやひやします。

サービス業において深刻な人手不足。
少子高齢化で分母が減少している今は

1、日本人の労働人口を掘り起こすこと
(経験値豊富なシルバー層、未来がある若年無業者層)

2、海外からの労働人口を受け入れること
(法律緩和、おもてなし精神とスキルを教育する仕組み作り)

など、まずは出来るところから取り入れなければなりません。

1については
サービス業の魅力を伝える場として、このような取り組みがあります。
若年層向きですが
私は自分の仕事が大好き大賞

サービス業界の価値を高め、伝えることも大きな課題ですね。

2020年を一つの頂点をしてサービス&ホスピタリティを考えたとき
目指すゴールとサービス業の現実との距離には
まだまだかい離があります。
でも、だからといって手をこまねいているわけにはいきません。

サービス業の素晴らしさを
一人でも多くの方に知っていただけるよう
そしてサービス業に携わる方々のご苦労を
少しでも支えることができるよう
スワンスタイルは日々精進してまいります。

※スタッフのおもてなし力を高めたいなら、こちらがおススメです。
日本の和から学ぶおもてなし三部作

※こちらは参考までに
トリップアドバイザー 外国人観光客が選ぶ日本の観光スポット

2017年もよろしくお願いいたします。

みなさま、こんにちは。
スワンスタイル工藤静華でございます。

気が付けば2017年最初のひと月が終わろうとしています。

「光陰矢の如し」と言いますが
時間の有限さ、その大切さを日々感じています。

さて、弊社の得意分野の一つに
人事評価制度の構築、運用に関するコンサルティング業務があります。

年明けから期末までは
人事考課に関するご依頼が増える時期でもあり
1月は大手不動産会社様の社員考課をサポートさせていただきました。

数年間、継続しているため
社員様の変化、成長が実感できます。
本当に嬉しいものです。

また研修にも関わらせていただいているため
研修(育成)が結果(評価)に結び付いているかどうかの
検証と効果測定も可能なのです。

人事評価は
適正な原子配分
公平な昇給、昇格
社員の能力、モチベーション向上
の為に、整備しておきたい制度の一つ。

・人事評価制度を刷新したい
・より社員のモチベーションが上がる評価制度をつくりたい
・社員も増えてきたしそろそろ評価制度を作らなければ

この様に感じていらっしゃる方や企業のご担当者様は
ぜひ、お気軽にご相談ください。

サービスの達人たち 「飛び込み営業」でベンツを日本一売る男

サービスの達人たち 究極のおもてなし(著者 野地 秩嘉氏)のご紹介 1

ヤナセ世田谷支店副店長 河野敬氏(2013年5月現在)のエピソードです。

「営業最前線にいた19年間に
1530台、10億以上のメルセデスベンツを売った
輸入車セールスの世界では神の領域に達した男」

と野地氏は著書の中で紹介しています。

◆P40より引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「場数を踏む」とはさまざまな経験をするなかで
人間とは何かを考え続けることだ。
言葉にならないサインを察知する能力も
展示会場に「車を買いに来た」客だけを相手にしていただけでは身につかない。
罵倒されたり、クレームを言われたり、しつこく怒られたりという人間関係の中で
だんだんとわかってくるものなのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これを読んだとき
「経験を積む」と「場数を踏む」
の違いが腑に落ちました。

サービス業では
長くなればなるほど「こなす」接客になる人がいます。

クレームを貰うほど不愛想ではありません。
適度に笑顔で、適度に手際も良いのです。
けれど、何か一つ物足りない。

経験を積んだがゆえ

効率や自分の経験値だけを頼りに次の手を自動的に選んでしまうから
目の前のお客さまの気持ちを感じようとしないから

結果として「こなす」対応になってしまうのです。

「場数を踏む」とは
お客さまと真剣勝負を重ねること
と言い換えられるかもしれません。

コンシェルジュであれば
挨拶から続く何気ない会話から
「今日は声が元気だな、体調がよさそうだな」と思いを馳せているか。

アパレル販売スタッフであれば
試着室から出てきたお客さまの表情を読み取ることが出来ているか。

レストランスタッフであれば
「お味はいかがですか?」との問いかけに
Yesと答える客さまの頷きを見極めているか。

コンシェルジュの朝の挨拶も
販売スタッフの「お似合いですよ」の褒め言葉も
ホールスタッフの美味しかったかどうか尋ねる質問も
ルーティンでは単に経験を積んでいるだけです。

真剣に考えるプロセスが伴ってこそ
サービスの「場数を踏む」ことに繋がるのですね。

さて、あなたのサービスは
経験 / 場数 どちらですか?

※新潮社様リンク
サービスの達人たち 究極のおもてなし 新潮社

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※Amazon

年末年始の営業について

年末年始の営業は以下の通りです。

休業
2016年12月29日(木)~ 2017年1月3日(火)
 
年始
2016年1月4日(水)より営業いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

年末のご挨拶

みなさま、こんにちは。
スワンスタイル工藤静華でございます。

本日が御用納めという企業も多いのではないでしょうか。
もしかしたら今頃、ご自身のデスク回りを大掃除なさっているかもしれませんね。

2016年も残り数日です。

みなさまにとってどのような一年でしたでしょうか。

私は毎年自分の一年を振り返り漢字一文字で表すのですが
(はい、例のアレ、と同じです)

今年の漢字は
「決」
でした。

いろいろな決断をし
それらに迷いがなく
腹を決められた一年でした。

それまでの数年が非常に苦しかったので
決めたおかげで
いろいろな思いが断ちきれて(まさに決断ですね)
この数か月はとても気持ちが楽になりました。

それが出来たのも
いろいろな場面で支えてくださった皆様のおかげです。

改めて
今年ご愛顧いただいた多くのクライアント企業様
ご参加いただいた社員様
お世話になった講師の皆さま
運営に関わる全ての皆さま
大切な家族に

心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。

来年も企業と組織の「サービス&ホスピタリティ向上」を
より一層支援してまいります。

温かく見守っていただけると嬉しいです。

どうぞ皆さま、風邪などひかないようお身体に気を付けて
そして良いお年をお迎えくださいませ。

工藤 静華

2017 Calender on the red cubes

社名「SwanStyle」について 2

みなさま、こんにちは。
スワンスタイル工藤 静華でございます。

今回は 社名『Style』に込めた想いについて。

「Style」には2つの意味があります。
ひとつは辞書通りの「型、形」の意。

スキル(技、テクニック)にはある一定の『型』があります。

スキル向上の第一歩は基本の型を備えること。

ですから
スワンスタイルが得意とする接遇やマナー研修でも
挨拶やお辞儀、表情といった
接遇スキルの『型』を習得するためのトレーニングを行います。

と、このように申し上げると
なんだか型ばかりの堅苦しいものように感じられるかもしれませんね。

しかし『型、形』はあくまでもスキル(技、テクニック)であり
1番大切なものは『心』です。

そう『心』。

そして『心』は
なかなか変えることはできません。

心を変えること、正すことは、とても難しいのです。

しかしスキルの型を覚え
繰り返し使って行動するうちに

自然と『心』が変化してゆくことがあります。

不思議です。

丁寧なお辞儀には、やがて丁寧な心が宿ります。

優しく相手を思いやる言葉遣いには
人を気遣う心が少しずつ伴ってゆくのです。

型から入ったスキルに心が伴ってくると
仕事の質が変わります。

それはやがて人生まで変える力を持っています。

Styleにはもうひとつ
『その人の生き様、人生』という意味もあります。

ひとつの研修が
その中の講師の一言が
仲間と過ごした時間が
その人の生き方を変え、ひいては人生を変えることがあるかもしれません。

そのような場に立ち会わせていただくことに感謝しつつ
真摯に、丁寧に、誠実にこの仕事に向き合っていこうと思っています。

その気持ちを忘れないように、進んでゆきたいものです。

「サービスの達人たち」シリーズ スタートします。

みなさま、こんにちは。
スワンスタイル工藤 静華でございます。

ご紹介したい一冊があります。
「サービスの達人たち」 著:野地秩嘉氏 新潮社

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この本には実在する様々な業種業態のサービスの達人たちが登場します。

例えば
・ヤナセでベンツを日本一売った男
・赤坂イタリアンレストラン「グラナーダ」出身 神接客のカフェ店主
・とんかつ「まい泉」デパ地下女王の気迫

などなど・・・

なんだか、これだけでどんなサービスをしているのだろう?と
興味が沸いてきませんか?

これはサービス&ホスピタリティ究極のノンフィクションです。

達人たちが何を見て、何を感じて、どのように振舞ったかという現場のリアルから
私たちが学べること、同じサービス業として涙が出そうなほど共感できることが詰まっています。

スワンスタイルでは
2017年から1年間かけて描かれているエピソードの一部をご紹介してまいります。
※著者である野地様、新潮社様には本件ご快諾いただきました。

達人たちの言葉から、サービスに関係するすべての方々に何かを感じていただければ幸いです。

※新潮社様リンク
サービスの達人たち 究極のおもてなし 新潮社

※アマゾンリンク
※Amazon

社名「Swan Style」について

こちらをご覧のみなさま
こんにちは、スワンスタイル工藤静華です。

初ブログです。
今回は社名について。

ご存じのとおり 「Swan=白鳥」 です。
湖や池を優雅に泳ぐ白い姿を想像される方も多いかもしれませんね。
でもその美しい様子とは対照的に
白鳥さんは水面下で必死にバタバタと脚を動かし続けています。

みなさん、白鳥さんの脚をご覧になったことはありますか?

私は山中湖で陸に上がった姿を間近で見たことがあります。

その脚はたくさんの傷がついており、水かきはところどころ千切れて
痛々しいほどにボロボロでした。

すいすいと軽やかに泳いでいるように見えても
白鳥さんは、私たちからは見えないところで
たくさんの痛い思いや苦労をしているんですね。

その姿はまさにサービス業そのもの。

サービス業で働く人たちだって
時には疲れることもあれば、いやなことがあって笑う気分ではない時もあります。

それでも職場に立つとき
しんどいはずの背筋はピンと伸びるし
辛い出来事は忘れて目の前のお客さまに微笑むことができる。

これがサービス業で働く人々なのです。
素晴らしいと思いませんか?

そのようなサービス業で働く人々へのオマージュと
水面下の苦労や努力をサポートする存在になりたい、という思いから
「Swan」という名は生まれました。

しんどい時には脚を休めて、ゆっくり浮かんでいればいい。
またその脚に力がみなぎってきたら、ひと掻きずつ前に進んでゆけばいい。
サービス業で働く人々も、そして弊社も
そんな風に成長していけたらいいな、と思っています。

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HP開設のお知らせ

こちらをご覧のみなさまへ

こんにちは。
スワンスタイル工藤静華でございます。

2007年より個人事業主として活動し
2015年に株式会社SwanStyleとして法人化
さらに1年たってようやくホームページを開設いたしました。

この場所で
今後のスワンスタイルと、魅力あふれる講師陣の活躍をご覧いただければ嬉しいです。

今後ともスワンスタイルを温かく見守ってくださいますよう
どうぞよろしくお願いいたします。

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